MO茨城を取りに行く話(その1、常総線編)
今回はかなり前の話になりますが、「ときわ路パス」というフリー切符を利用して茨城県にある私鉄を乗りつぶしに行った時の話です。そこそこ写真の枚数があるし、1日とはいえ長いので分割してご紹介。
で、ときわ路パスってなに?
簡単に言うと、「だいたいの茨城県内(と一部茨城県外の路線)が1日乗り放題になる」フリー切符です。まだまだ未熟なので本来はあんまりやっちゃいけないんでしょうけど、乗ることのできる路線を以下に列挙しておきます。
- 常磐線(取手~大津港)
- 水戸線(小田林~友部)
- 水郡線(水戸~上菅谷~下野宮、上菅谷~常陸太田)
- 鹿島線(潮来~鹿島サッカースタジアム)
- 関東鉄道(常総線と竜ケ崎線の全線)
- 真岡鉄道(全線)
- 鹿島臨海鉄道(全線)
- ひたちなか海浜鉄道(全線)
出典:Wikipedia(ときわ路パス)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%A8%E3%81%8D%E3%82%8F%E8%B7%AF%E3%83%91%E3%82%B9
本当はWikipediaを出典にするのは良くないんですけど、JR東日本のサイトに行ったらなんと執筆時点(2020/05/06)で利用期間外で検索に出ませんでした。残念。
つまり、つくばエクスプレスには乗れないんですよね、この切符。
あと古河駅は茨城県にある駅でありながらフリー乗降区間の対象外です。まあ隣の栗橋は埼玉県だし、逆隣の野木駅は栃木県ですからね。他のフリー乗降区間と直接接続されていないので『残念だが当然』といったところです。
さて、この例外を踏まえると、ときわ路パスでは『古河駅・みらい平駅・みどりの駅・万博記念公園駅・研究学園駅・つくば駅の6駅以外の茨城県の駅全てに訪問可能』ということになります。
ときわ路パス、どこで買うの?
ときわ路パスはJR東日本の企画券なので、上記のフリーエリア内のJRの駅の指定席券売機やみどりの窓口で買えます。ちなみにお値段は2180円。この切符を私が使用した2016年は2150円でした。
実際に行ってみよう
2016年9月18日に行った、と写真についてる撮影日時は言っています。まぁ4年も前のことの詳細な日付を覚えているほど私は記憶力がよくないです。残念。
さて、実はこのとき既に茨城県内のJR線・つくばエクスプレス・鹿島臨海鉄道は乗車済みだったので、この日のメインターゲットは残りの私鉄3社と決めていました。でも明るいうちに3社とも回りきろうとしていたので、出発は大宮駅の京浜東北線の朝一番の大船行きです。
大宮駅の始発は朝の4:30。
家を出たのは4時前だったと思います。(というかそうでないと間に合わない)
で、これで日暮里駅まで行けば常磐線の朝一番の列車に乗り換えられるという算段です。もちろん取手までの往復は切符を別途購入しました。
実際に大船行きに乗車、日暮里駅で乗り換えをして常磐線に乗り込み、ボックス席を確保しました。すると、ボックス席の後ろの2人席の方から缶を開ける音がしたのを覚えています。あれはなにかしらのチューハイの缶だったと思うんですが、朝5:30にもなってなかったので『こんな時間に飲んでるのか』とやや困惑しましたね。
常磐線とは取手駅でお別れ。改札を出て、ときわ路パスを購入します。
関東鉄道常総線は取手~水海道間が非電化でありながら複線というちょっと珍しい路線。それだけ需要があるのだということを感じさせます。
もっとも、訪問したときは早朝だったので人影はまばらでした。
沿線風景の1つくらい写真が残っていればよかったのですが、当時の自分はどうやら窓の外をぼーっと見ていただけのようです。もちろん途中駅全てで駅メモのチェックインボタンを押しながら。
記憶にあるのは当時作りかけだった圏央道のインターチェンジ(現在の常総IC)が、周囲の田園風景とえらくミスマッチでちょっと残念だった、というやつですかね。
あと、水海道駅の近くには常総線の車両基地があるので、どんな車両が今いるのかじっと見ていたはずなんですが、記憶がありませんし、写真もありません。これも残念。
行った当時のダイヤがどうだったかわかりませんが、乗ったのは現在のダイヤで言うなら水海道を6:38に出て、下館に7:32に到着する各駅停車のはずです。ただ、これに乗るためには取手駅で5分程度で『切符の購入を含めて』乗り換えないといけないので、ややシビアですね。
常総線の思い出はこのくらいです。タイトルに『常総線編』と銘打っておきながら、沿線風景の写真はないわ4年も前のことだから記憶もほとんどないわで残念なことになっていますがお許しください。
鉄道車両の中から沿線風景の写真を撮る、ということを当時はあまりにもしていなかったんですね。(今もやってるとは言えませんが、『いいな』と思ったら撮るようにはしています。)
そういや『MO』ってなに?
駅メモにおける『マスターオブ(都道府県名)』という称号のことです。各都道府県に『データ上』存在する全ての駅にアクセス(≒チェックイン)するともらえます。
ここで、『データ上』と書いたのは、廃駅が駅メモのデータベースには載っているため、実際にはもう営業していない駅があたかも営業しているかのように取り扱われているのが理由です。つい先日、札沼線の末端部分が廃止されましたが、この廃止区間も駅メモ上では『廃駅』という扱いでデータに残されるはずです。
ちなみに私は東京都・埼玉県・茨城県・岐阜県の1都3県でこの称号を持っています。
次回予告
次回は『真岡鉄道編』です。
つまりこのシリーズは3部作です。中身は写真ともどもあまりないかもしれませんが、どうか楽しみに待っていただけると幸いです。
最後になりますが、どなたか画像にモザイクをかけるときどうしているかを教えて頂けると幸いです。その手の技術を持ち合わせていないので現在やや苦労しています。
執筆して文面の訂正してるところで緊急地震速報が鳴りました。怖いですね。